J-CARVE registryとは

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J-CARVE registryは、体外膜型肺管理 (veno-venous extracorporeal membrane oxygenation; V-V ECMO) を必要とするほどの重症呼吸急迫症候群患者 (severe Acute Respiratory Distress Syndrome; severe ARDS) の救命率向上を目指し、国際ガイドラインに影響を与えるような日本発の新たなエビデンス創出を目標に構築された全国多施設大規模画像レジストリです。

本レジストリでは重症呼吸急迫症候群患者の画像データを含む様々な臨床データを非匿名化された状態で収集します。本レジストリは日本救急医学会主導研究として日本救急医学会に認定されたもので学会員の皆様には、取り組みの趣旨にご理解を賜り、ご参加頂きたいと考えております。
ご検討のほど宜しくお願い致します。

2022年7月1日

About

研究目的

V-V ECMO管理に関わるデータを収集し、
客観的な検証を行うことにより、
重症呼吸急迫症候群の患者の救命率を向上させること

対象施設

日本救急医学会主導のもとで研究参加施設を募る

参加施設の条件

日本救急医学会会員がおり、その会員が
責任をもって研究を遂行でき、データ利用要領に
同意したもの (データ利用のためには10症例以上の
画像データ登録が必要)

対象期間

J-CARVE 後ろ向き: 2012年〜2022年12月
J-CARVE 前向き:2022年12月開始予定

対象症例

VV-ECMO管理を必要とした重症急性呼吸不全患者
(ベルリン定義に基づく)

レジストリ運営方法

運営母体: J-CARVE 特別委員会

データ利用要領等に規定したルールに従う

データは原則学会に帰属する

登録データを用いた解析および研究の実施

新規研究テーマの募集を毎年3月頃に募集する

研究計画・解析計画が重複した場合は、J-CARVE 特別委員会が主体となって毎年1回開催される全体ミーティングで調整する

自施設のデータを利用した研究・解析は自由

エントリーの手順

1. 本ホームページの「オンライン施設エントリー」から必要事項を記入して申請する(担当者は日本救急医学会会員とする)

2. 運営事務局から登録情報に記載された担当者の連絡先へメールで「エントリー完了メール」が届く(エントリー受付終了)

3. 各施設の倫理委員会に必要書類を提出してレジストリの承認を受ける
     ※本研究は広島大学倫理審査委員会が承認した研究であるが、参加に当たっては各自施設の倫理委員会での研究承認が必要である。
    なお、各種関係資料は本ホームページの「各ファイルダウンロード」のページから入手可能である。
     ※本研究のうち、後ろ向きレジストリは(観察を主体とした治療介入を行わない)疫学研究であり患者および家族からの同意取得は必須ではない。

4. 自施設の倫理委員会での承認後、承認された旨確認できる「証明書類」を添付の上、日本救急医学会運営事務局にメールで連絡する

5. 運営事務局から「登録完了メール」が届き、
    ウェブシステムを使用するための施設固有のID、パスワードが発行される(システムへの登録完了)

6. 症例登録は、ウェブシステム「J-CARVE登録フォーム」へ発行されたID,パスワードでログインしてオンライン登録する。

各ファイルダウンロード

よくある質問

進行中の研究テーマ

参加施設一覧

広島大学病院
済生会宇都宮病院
前橋赤十字病院
名古屋大学医学部附属病院
多摩総合医療センター
札幌医科大学附属病院
福岡大学病院
岡山大学病院
八尾徳洲会総合病院